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ブログやSNSに免責事項は必要か

by hrgr_Kta

こんにちは、@hrgr_Kta です。
気がつけば11月が終わるどころか 2016年が終わろうとしていて戦慄しております。

ブログやSNSにありがちな免責事項。
ここでいう「免責事項」とは、ブログ等の記事を元に行動などをしたことによって読み手が被った損失・損害について書き手は責任を負わないよ、というものです。
さて、これは書き手にとって必須なのでしょうか。

普通のユーザーで考えると

ただ普通に書きたいことを書いて発信している書き手=普通のユーザーのことを考えます。

読み手が書き手の書いた記事をもって「これはひどい」と言うことはできても、不法行為だと訴えたり違法行為だと告訴したりということは難しいと思います。
記事を読んで行動したのはあくまで読み手です。
書き手が欺罔行為をしたわけではない以上、詐欺罪は構成されないと考えます。

なので、書き手が免責事項をどこかに記載する必要はないと考えます。
記載しなくても責任を問われることはないからです。
読み手個人の責任ですから書き手は責任を負えませんよ、というのは至極当たり前の話です。

でももし記事でお金を取っていたら

プロブロガーという職業が存在しているかはよくわかりませんが、ブログを読ませるのにお金を取る場合があります。
「これこれこのような情報を発信するからお金をちょうだい」という場合、どうでしょうか。
読み手は記事の内容から得られる情報を有用であると期待し、お金を払うという処分行為をしています。
ところがどっこい、「これこれこのような情報」ではなかったら、読み手は怒りますよね。
自分は「これこれこのような情報」を期待してお金を払ったのに嘘をついたな、と思うはずです。
書き手は嘘をついてお金を取りました、となれば欺罔行為として、詐欺の疑いが持たれます。

とはいえ、一概に詐欺とも言えない状況だとどうでしょう。
ここで免責事項というものが効果を発揮するのかもしれません。
正確だ有用だと思って書いていても確実とはいえないから、お金はもらうけどこの記事の正確性や有用性に関して発生したあなたの損害に責任までは負えないよ、と言ったらある程度は逃げられるのかもしれません。
程度にもよるとは思いますが、免責事項はお金を取る場合には有用と思われます。

普通のユーザーも書いたほうがいい?

では普通のユーザーは一切書かなくてもいいかといえば、ちょっと悩ましいです。単純にレピュテーションリスクを考慮してもいいかなと思うからです。
読まれることを前提に書いている書き手としては、記事の信憑性に疑問を持たれて読み手が離れていくのはもちろん、炎上してしまうことも恐ろしい話です。
これをなるべく避けたいがために、事前に免責事項を記載しておくということが考えられます。
何か言われたら、ここに免責事項が書いてあるじゃないか、というエクスキューズがしやすいからです。

とはいえ焼け石に水といえなくもないですし、そもそも発言に責任を持ってしかるべきですが。

WELQの一件から思うこと

つい最近、DeNAのヘルスケア情報を扱うキュレーションプラットフォーム「WELQ」の中の記事がすべて非公開とされました。
記事のいくつかに信憑性を疑うものがあるとして、読者を始めとして色んな方面から叩かれたという経緯があります。

WELQは一つ一つの記事についてお金を取っていたわけではありません。
欺罔行為というものは観念しづらいのかなとは思います。
それでも薬機法(昔でいう薬事法)に違反するような表現をしていればアウトです。
景品表示法もそうですが、表示規制のある法令を遵守していない場合は違法行為になってしまいます。
詐欺だと言われることはないにしろ、普通に違法行為を疑われる可能性もあるかもしれません。

WELQの中に免責事項があったとして、これが機能したとはあまり思えません。
詐欺とのそしりを免れたとしても、薬機法の方面から責められてはどうしようもないからです。
責任を持ちません、と言いながら規制を破る表示が許されるはずもありません。

まあそもそもWELQはキュレーションメディアなので、サービス提供者側が免責事項を持ち出すのは当たり前という話もありますし、利用規約の話になってちょっと脱線してますね。

免責事項を記載するなら

書き手による免責事項の記載は、読み手からお金を取る場合に一番有用かなと思います。
普通のユーザーがブログを書く場合、エクスキューズしやすいという理由で記載するのはありですが、それがマストとは言えません。
気休め程度に書く分には、いいのではないかなと思います。その程度です。

終わりに

なお、この記事も含めて本ブログの内容の正確性や完全性、有用性等について私は責任を負いかねます。
読み手のあなたが私のブログを読んで「お前の書いてること適当やんけ」というひどい目にあったとしても、ごめんなさい不勉強で、としか言えませんのであしからず。
というお約束のオチはさておき、なるべくそのようなことがないよう頑張ります。

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